ご 挨 拶


一般社団法人
長崎県設備設計事務所協会

会  長

永 安 久 幸
 正会員、賛助会員の皆様、関係諸官庁、諸関係団体の皆様には、ご健勝のことと御慶び申しあげます。平素より当協会の運営・活動に対しまして、ご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 この度、濱谷前会長の後任としてご指名いただき、新会長に就任いたしました。前任者の功績を前にして身が引き締まる思いですが、重責にひるむことなく立ち向かっていこうと決意しているところです。
 ただ、設備設計業を取り巻く環境が、厳しさを増している状況は従前来変わってはいないようです。このことを念頭におき先を見据えたとき何をやらねばならないのか、何が必要なのかが浮かび上がってきますし、当然のこととしてそれに取り組まねばと思っているしだいです。
 具体的に一例を申しますと、県協会の高齢化の問題です。
 これに対してはまずは、若手技術者の雇用、育成。このことが非常に重要だと考えます。
 昨年、(一社)日本設備設計事務所協会連合会九州・沖縄ブロック協議会におきましても、各県協会で青年部を発足させるべく決議がなされたところです。
 当協会でもすでに立ち上げて、徐々にではありますが 活動を開始しようとしているところです。この動きを加速させるべく後押しし、実態を伴う成果をあげることができるよう活動していくことが私共の役目であると思います。
 またそのための施策としましては、業界および県協会の認知度を向上させることも必要であると思います。
 昨年は(一社)建築設備技術者協会編 小冊子「くうき・みず・でんき」を県内全中学校に長崎県義務教育課を通じて寄贈いたしました。建築設備に関し、子供たちにわかりやすく解説した冊子で空調、電気、衛生設備、そして地球環境について記されています。建築設備士についても記述されています。
 こういった事例を今後とも継続して積み上げ、認知度向上へつなげられたらと思います。
 いずれにしましても、今後の活動には難題が山積していることは間違いございません。それらを乗り越え、前進していくには、関係諸団体の皆様のご支援がぜひとも必要です。
 今後とも一般社団法人長崎県設備設計事務所協会の発展、また設備設計業界の発展のためご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。また皆様方の更なる発展とご健勝を御祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。